長安NEO DX 120回分
『ほっこり本舗』で販売している商品をご紹介するコーナーです。
第5回目の今日は、マイルドな温熱とコストパフォーマンスに優れた『長安NEO DX 120回分』をご紹介します。
長安NEO DX(チャンアンネオ・デラックス)は、「伊吹もぐさ製造本舗 株式会社山正」の製品で、一般的に「間接灸」というタイプのお灸、またその中でも「つぼ灸NEO NEXT」シリーズと同じ「円筒灸」と呼ばれるお灸です。

円筒型の紙筒の中にもぐさが詰めてあり、お灸をする時には付属の押し出し棒でもぐさを下から押し出してお灸します。これにより、火のついたもぐさが直接お肌に触れることはありませんので、水疱ができたりヤケドするのをできるだけ抑えたお灸になっています。
台座灸の「長生灸」シリーズよりも、さらにお肌ともぐさとの距離がありますので、温熱は柔らかくほんわりと心地よい温熱が特徴のお灸です。
また、紙筒のもぐさの反対側には、強力なのりがあらかじめついていますので、お灸が並んだ台座からパッと取ってもぐさを押し出し、お肌に貼りつけ火をつけるだけ。とっても簡単にお灸をすることができます。
品質には細心の注意を払い中国で生産しており、コストパフォーマンスはとても優れた製品です。
『長安NEO DX 120回分』は、60壮のお灸が並んだ台座が2枚入っています。
また、その台座にはもぐさを押し出すための押し出し棒が付属しています。お灸をする時にこの押し出し棒で紙筒のもぐさを押し出します。
その他には、表面が「各種お灸のご使用についてのお願い」、裏面が「長安NEO DX ご使用上の注意」となっている説明書が1枚付属しています。
*ご使用前には「ご使用上の注意」「禁忌事項」「使用法」を必ずお読みください。
お灸をする時には、ライターと灰皿を用意して、モグサに火をつけると煙が出ますので窓を少し開けるか換気扇を回して換気の準備をします。
台座からお灸を取ったら、台座に付属している白い押し出し棒に、のりの付いた方からお灸を差し込んで、中のもぐさをグッと押し出します。
この時に押し出し方が不完全でもぐさの押し出し方が少ないと、途中で火が消えてしまうことがあるので、お灸を押し出し棒の最後までグッと差し込んでもぐさを押し出すのがコツです。
もぐさを押し出したら、お肌(ツボやコリのある場所など)にしっかりと貼りつけます。
その後、もぐさにライターで火をつけます。
お灸を貼りつけてから火をつけづらい場所の場合には、もぐさを押し出した後いったん指にとって火をつけ、それからお肌に貼りつけてもかまいません。ただし、その時には火のついたお灸を持ちますので、ヤケドや焦がさないように注意しましょう。
しばらくすると徐々に温度が上がります。
その後しばらく温度を維持しますが、この時に煙が出なくなっても、中ではまだもぐさが燃えています。紙筒も熱くなっていますので注意しましょう。
その後、もぐさが燃え尽きて、紙筒がしっかり冷えればお灸は完了です。灰を落とさないように灰皿に捨てます。
灰皿で十分に消火したことを確認してから処分してください。
余談ですが、長安NEO DXのもぐさは燃えた後の灰が、フワフワとしていてとても軽くなります。
個人的な方法ですが、お灸をお肌から取って灰皿まで持っていくまでに灰が落ちてしまうことも何度かあったので、今は灰皿をお灸の近くまで持って行ってからはずすようにしています。
また、同じ場所に同じようにお灸しても、体調や日によって温熱の感じ方はすごく変わります。
お灸が我慢できないような嫌な熱さになった場合には、我慢をせずにすぐに取り外しましょう。
お灸が終わった後に、お灸をした部分の肌が黄色くなるのはもぐさのヤニによるものです。
濡らしたティッシュなどで拭けばある程度取れますが、場所や状況によって数日残ります。ヤニが気になる方は、まず目立たない場所にお灸をして確認してからお使いください。
また、お灸をしてはいけない場所へのお灸や、肌に水分が多い時(汗をかいている時、お風呂上がりなど)のお灸は避けましょう。

(手の甲にある「合谷(ごうこく)」というツボへお灸をしている様子)
長安NEO DXは、間接灸の中でも温熱が一番マイルドなものの一つです。
しっかりとした温熱を好まれる方には少しもの足りないかもしれませんが、マイルドでじんわりと心地よい温熱のお灸もおすすめです。
●ショップページのご案内
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『長安NEO DX 600回分』もございます
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- 2011.10.19 Wednesday
- 商品紹介
- 16:21
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- by 直本 浩司